1.6m ピリカ望遠鏡

ピリカ望遠鏡外観 ピリカ望遠鏡主鏡

ピリカ望遠鏡は、北海道大学が北海道名寄市の北海道大学大学院理学研究院附属天文台なよろ市立天文台と併設)に設置した光学赤外線天体望遠鏡です。望遠鏡の集光力をきめる主鏡の有効径は1.6mで、大学が国内に所有する望遠鏡では、兵庫県立大学の2mなゆた望遠鏡に次ぐ2番目の大きさになります。 国立天文台がハワイに設置した8.2mすばる望遠鏡に比べると口径は1/5と小さいですが、大学の望遠鏡が持つ豊富な観測時間を生かして、太陽系内惑星や時間変動天体のモニター観測によるユニークな研究を行っています。 また、ピリカ望遠鏡とその搭載観測装置は太陽系内惑星の観測的研究のために特化されており、惑星観測用の望遠鏡としては世界最大級になります。 ピリカ望遠鏡は2010年12月にファーストライトを迎え、望遠鏡と観測装置の調整を経て、2011年4月から本格運用を始めました。 なお、ピリカ(pirka)はアイヌ語で美しいという意味です。

また、本格運用開始当初から、国内7大学(現在は9大学)と国立天文台からなる「大学間連携による光・赤外線天文学研究教育拠点ネットワーク構築」事業に参加し、連携内における最北の望遠鏡として、ガンマ線バーストや超新星、X線連星、活動的銀河核などの突発天体・時間変動天体のフォローアップ観測やモニター観測も行っています。

主な仕様
光学系 リッチークレチアン
焦点 カセグレン、ナスミス x 2
主鏡有効径 1600 mm
合成焦点距離 19238 mm
合成F値 f/12.0
視野 直径20分角(カセグレン)
直径10分角(ナスミスA)
直径3分角(ナスミスB)
主鏡・副鏡材質 Astro-sitall
主鏡・副鏡コーティング 保護膜付きアルミニウム
架台 経緯台